2008年1月10日木曜日

セマンティック・ウェブ入門4:OWLって何?

OWLはWeb Ontology Languageの略で、なぜかWとOが入れ替わっている。OWLはRDFでは表現できない関係性を表すために出てきた。例えば、プロパティが取りうる値の個数を制限したいときやクラスが共通のインスタンスを持たないこと(クラスが互いに素)やプロパティが「~より大きい」など。

OWLには3種類ある。
  • OWL Full
    • 推論の実装は事実上不可能なので無視
  • OWL DL
    • OWLのコンストラクタ自体にOWLのコンストラクタを適用できない
  • OWL Lite
    • OWL DLの制約に加え、列挙クラス、個数制限などが使えないので表現力が乏しい
推論処理(論理的矛盾がないか調べる)が軽い順であらわすと、
  • OWL Lite < OWL DL << OWL Full
となる。

OWLはRDFの構文に従う。また、OWLのクラスはRDFのサブクラスとなる。
  • rdfs:Class <- owl:Class
  • rdf:Property <- owl:ObjectProperty
  • rdf:Property <- owl:DatatypeProperty
OWLの実例は次回。

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