2008年1月10日木曜日

セマンティック・ウェブ入門2: XMLと(RDFは)どう違うんだ?

セマンティック・ウェブ入門1の続き。XMLとの違いを説明する。

Semantic WebがRDFとOWLにより実現されると仮定すると、前回の例はSemantic Webではない。Semantic Webを理解するにはRDFとOWLが最も重要な項目となるので、RDFに絞って話を進めていく。

XMLは拡張が出来るマークアップ言語。簡単に言うとタグを定義できる。なので、とても柔軟でどうとでも書けてしまう。

[XML:書き方1]
<Blog>
<Title>Semantic Web</Title>
<URL>http://semanticlog.blogspot.com/</URL>
<所有者>Sein</所有者>
</Blog>


[XML:書き方2]
<Sein>
<BlogTitle>Semantic Web</BlogTitle>
<所有する>http://semanticlog.blogspot.com/</所有する>
</Sein>

このように、XMLではSeinがSemantic Logを所有すると表現するのに様々な形式が取れる。また、タグは所詮項目名に過ぎない。Semantic Webするには仕様がゆるすぎることが問題。そこで、RDFでは以下のように記述される。

[RDF]
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rdf:RDF
xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
xmlns:mydomain="http://www.mydomain.org/my-rdf-ns">

<rdf:Description rdf:about="http://semanticlog.blogspot.com/">
<mydomain:所有者>Sein</mydomain:所有者>
</rdf:Description>
</rdf:RDF>


RDFではSeinとSemantic Logとの関係性を明示的に表現できる。これにより機械が自動で分析しやすくなるというわけだ。RDFの重要点としてRDF SchemaがあってこれなしではRDFを半分も説明したことにならないので注意。

最後に断っておくが、RDFはXML形式で表記する必要はない。

次回はRDF Schemaを中心に。

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